【里桜】
「あれ、あれ？ 私が一位なんだけど。しかもダブルスコア」
【桃花】
「私は二番、です。ぶいっ」
【恋星】
「わわわ、いいのかな、三番なんて貰っちゃって！ 私、＊＊されて＊になったりしちゃったし、＊＊で＊＊＊＊＊勝手なことしようとしちゃったりとか、色々やったのに」
【里桜】
「でも、無事ここの四人が上位に入れて良かったよね。なんとかメインヒロインの貫禄は保てたというか……ね、会長」
【若葉】
「…………」
【若葉】
「里桜ちゃ〜ん、それはイヤミかしら」
【里桜】
「え？ いや、私は純粋に……え？ え？ なんで目が笑ってないの、会長？」
【桃花】
「同じメインヒロインなのに十倍近くの票差、如実に人気差が出てる、です」
【恋星】
「若さま、そんな気にしなくて大丈夫です！ 私も票数近い！」
【若葉】
「そうは言っても、恋星ちゃんだってダブルスコアじゃない」
【桃花】
「毒はたくさん含んだけど、票は含めなかった感じですね」
【恋星】
「も、桃かん、上手いこと言ったつもりなのかな……？」
【若葉】
「……里桜ちゃ〜ん……」
【里桜】
「ひっ！ な、なんですか会長！ そんな怖い目でこっち見ないで！ なんかいやらしい手つきでこっち来ないで！」
【若葉】
「こうなったら、里桜ちゃんにセクハラしてやる！ ほら、脱ぎなさい里桜ちゃん！ 服とか！ 下着とか！」
【里桜】
「ちょ、ちょっと会長、なにやってるんですか止めてください！ そんな、私ドベじゃなかったのに〜！」
【桃花】
「折角ですから、白鳥先輩へのコメントを紹介してみましょう。『その巨大なドリルでボクの初めてを・・・なんて☆ミ』『里桜のお尻が特にエロかったです（笑 』『あぁクンカクンカ！クンカクンカ！スーハースーハー！スーハースーハー！いい匂いだなぁ…くんくん 』」
【里桜】
「なんでセクハラコメントだけ紹介するの！？」
【桃花】
「べつに一位だからって羨ましくない、です」
【里桜】
「羽衣さんまで嫌がらせ！？」
【恋星】
「五位以下は順当な感じだね。みっくんが五位に入れなかったのがちょっと残念だけど、乃々花先生を熱心に応援してくれてる方がいたみたいだから」
【桃花】
「……そう考えると、この人気投票を制したのは弄られキャラってことですね。つまり、もっと人気が欲しいなら、弄られ属性をつけろと……」
【恋星】
「うーん、そこまでして人気が欲しいとは思わないけどなぁ」
【桃花】
「ちなみにシュナイダーは、『光彦に負けてるなんておかしい、この投票はヤラセだ』と主張しています」
【恋星】
「あはは。そんなわけないのに、この投票は公正だよ〜」
【桃花】
「あくまで個人的な意見ですが、『光子』『律子』『鈴木』の三項目があった場合、順位が変化してたのかがちょっとだけ気になります」
【恋星】
「どうなんだろうね。そのへんでなにか変わってたのかなぁ」
【桃花】
「それは神のみぞ知る、ってことで」
【恋星】
「まぁ、ひとまず今回はこんなところだね！ 一位になったりーりおめでと〜！ 商品はないけど、これをお祝いの言葉に変えたいと思いますっ！」
【若葉】
「本当におめでとう、里桜ちゃん（本気の目で、里桜の服を脱がしながら）」
【里桜】
「言ってることとやってることが違うし〜！」
【桃花】
「では皆さん、また逢う日まで。あでぃおす、です」 |
