【歩武】
「じゃあ……いくよ」
【藍】
「はい……来てください……私に、幸せを……導きを、ください……」
求めに応じ、一度抜きかけた屹立に力を込め、再び深々と秘裂に挿し入れる。
そのまま、愛しさを表すように、ゆっくりと抽送を始める、
【藍】
「ふぅっ……あ、はぁ……んっ、いい、です……そのまま……」
……藍は、答えを求めている。
隣国の王子との結婚。
理性では、その運命に流されるしかないと思っている。
しかし心は、愛する人を求めている。
だから、俺を受け入れようとしている。
【藍】
「んっ……あぁ、歩武っ……! 歩武、いいですっ……もっと、愛して……
はぁ、んっ……あそこが、いっぱいになって……じんと、して……くふっ!」
でも、それは苦難の道。
俺を愛するならば、今の身分も、豊かな生活も、全て捨て去る覚悟が必要だ。
彼女1人の勇気では、歩み出すに足りない。
だから、答えを欲している。
他の誰でもない、俺の導きを求めている……
……多分、そんな設定だよな。